初期雨水カット 自作施工雨水タンク5の場合

↪自作施工雨水タンクⅤ 庭
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自作施工雨水タンク5には実装してます

雨の降りだしは、屋根の汚れなどが入ってきます。特にしばらく雨が降らなかった時は入りやすいです。しばらくすると落着きますが当然水質は悪くなり、濁りの原因となります。
そこで、初期の雨水雨水タンクへ入れるのでは無く、一時貯留して排出する装置を付けました。
自作施工雨水タンク5、自宅庭に2012年に設置
雨水菜園に存分に活用しています。

初期雨水カット装置

装置の説明をしていきます。市販の雨水タンクに付いている取水器は使わずに、塩ビパイプで配管して装置を組みました。たて樋を切断して配管します

切断は当然シャーパー

1.5m位のところで切断して、フィルターも入るように配管しました。たて樋はコチラ、
今回は角柱形樋でした。

立管と横引管に10ℓほど貯留できます。最初の10ℓの流入を防ぎます。量として妥当かはともかく、多少なりとも貢献しているはずです。最終的にはこの初期雨水カット量も算出できればと考えています。

雨水浸透桝とは、写真の様に底部が砂利敷きになっており、溜まった雨水が徐々に地中に浸透するようになっています。青いラインが雨水タンクへ繋がっています。貯まった雨水は有効活用し、オーバーフローも地中に浸透させる。環境にやさしい雨水活用設備になっています。

初期雨水排出

10ℓといえども、なかなかの勢いで初期雨水が排出されます。

初期雨水排出口にキャップが付いているので、反時計回りに回し外します。かなり汚れた水が出てきました。主に配管内に溜まった汚れで雨水がこの状態で貯まるわけではありません。これほど汚れを溜めておけているのである程度の効果はあるでしょう

キャップはこの様にねじ込んであります。取っ手の部分にマイナスドライバーなどがかかるので、簡単に外せます。黒いのはパッキンで漏水を防ぎます。

定期的な排出が望まれます

ものの数秒で出きります。一度雨水タンクの清掃で本体の雨水を抜きましたが、あわや桝から溢れるのではないかという位の勢いでした。
雨水タンク雨水を抜く時も最初汚れた水が出てきましたが、しばらくすると濁りは消えていきました

全ての水が汚れている訳では無く、ある程度の汚れで済んでいるという感じです。普段使っている雨水は透明でこんなに汚れていることはありません。

出きっても水が桝に残ってます。これからジワジワと地中に浸透していきます。なかなか毎回やるのは大変です。できる限りやるべきですが、飲用に使っている訳では無いのであまり神経質にならず、やれる時にやるというスタンスで良いと思います。月に1回はやりたいですね。

ちなみにもう一本出ている管は雨水タンクのオーバフローです。コチラはキャップしてしまうと、雨水タンクからあふれ出してしまいます。蓋をして、完了。

初期雨水カット 必ず必要だとは考えていません。実際取り入れている雨水タンクは現状この、自作施工雨水タンク5だけです。他の雨水タンクでこれが無くて困った事もありません。ただ、水質などを考慮すると設置したい設備です。これも標準化に向けて行動していきたいと思います。少しでも参考になれば。

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