これも用途を決めての施工になりました。ベランダ設置という事で、また違う課題があり自作の楽しさを思う存分満喫。ペットボトル雨水タンク3部作完了となります。
ベランダ用雨水タンク
初の試み、ベランダ設置。実家のベランダに設置しました。家庭菜園・植栽が少しあるので、それ用の雨水タンクになります。水道が無くやや難儀していたので、少しでも楽になるよう設置の運びとなりました。ベランダの近くにたて樋があれば設置は可能です。
マンションなどは共用扱いになっている場合が多いでしょうから確認が必要になります。
この角にたて樋があり、スペース的にも問題が無いのでここに設置します。ベランダの耐荷重があるので、容量の確認は怠らずに。
自立する雨水タンク
ベランダという事もあり固定が問題で、思案した結果自立する雨水タンクを目指しました。手摺の形状によっては固定も可能な場合もありますが、荷重を変に掛けてしまうと手摺が壊れる事も考えられるので、雨水タンクだけで完結できる仕様ということで。
VU150がちょうどよい大きさだったので型として、骨組みのHIVP20を配管してからモルタルを流し込む。2日程乾かしVUを外します。
いい具合に自立しました。重さは4~5Kgでしょうか、安定感はあります。
今回メインの材料
TOTO ウォシュレットに使われていた金具で、片側が可動式になっています。ペットボトル雨水タンク自作4を近所の人が見て、「ペットボトルが動くと面白いのにね。」と言われたことが有り、その時にこの金具が頭に浮かびコツコツと集めていました。
12個集まりそろそろ頃合いとばかりに製作を開始、ペットボトルをどう装着するか?楽しい時間が過ぎていきました。
金具を縦に連結していき、またまた炙ってキャップを埋め込み、もう片側はそのままネジ込みました。金具がナットとネジでしたのでパッキンを入れ容易に連結。基本ネジになっていないと何をやるにしても難しくなります。専用の金具が出来れば世話が無いのですが、相当普及しないと実現は無理ですね~
ベランダに設置
ペットボトルを装着します。
無事可動しました。実用的というよりは見た目の楽しさですね。ただ最後の上に向けた場合、今回は数が少ないのですがある程度の本数が付けられれば、水流の面でプラスに働くはずです。一番下に水栓などを設置すれば、そこそこの水圧は期待できるでしょう。
たて樋から配管して設置完了。下にバルブを付けて、ここからも水がとれるし、水抜きも出来ます。
頂点に付いているのは皆さんご存じ、空気抜き。これを怠ると雨水は入ってくれません。どんなに小さな設備でも手は抜けません。
台風・強風でも倒れません、重さ的にも良かったようです。水やりもペットボトルを外してそのまま行えます。設置場所により問題となる場面が異なってきます。自作だから対処できるといったところでしょう。
ベランダに水道があると便利です。後から設置するのは費用も時間も掛かり、露出で配管する事になり美観を損ねる可能性があります。たて樋さえ近くにあればチョットした雨水タンクの設置が出来、美観も気にしながら対応できます。
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