バス水栓 スピンドル部を交換して、ポタポタ・ハンドルの固さを解消

↪水道修理をしてみる
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バス水栓とは浴槽用の水栓で最近はあまり見かけなくなりました。給湯器の追い焚き機能が進化しているので、足し湯・足し水も出来る様になっている為です。ただ使い慣れている人にとっては重宝している様で、あまり使わないけど残しておきたいという要望は結構あります。

使わないという選択肢もあるのですが、水栓を外したとしても、配管までは撤去出来ずそこに死に水が存在してしまいます。水があまり動かなくなるので、配管の劣化を招きかねません。そんなに神経質になる必要はありませんが、水が動いている方が配管にも良いので、リフォーム時には考慮した方が良いでしょう。

スピンドル部を外す

今回の水栓は、シングルレバーとハンドル水栓の中間の様な水栓です。シングルレバーだとカートリッジ・ハンドル水栓だとスピンドルとコマという事になります。

この水栓はスピンドルとコマが一体になっている部品になります。
ほぼ90度の回転で水を出し止め出来ます。ハンドルは固くなり、水の止まりが悪くなっていました。この症状はスピンドル部の劣化が考えられるので交換します。
ハンドルはハマっているだけなので、引抜きます。
カバーはビスを外しとります。
これがスピンドル部です。モンキーレンチで回して外します。新しい部品と並べると一目瞭然…
ここまで色が変わるのですね~
普段掃除が出来ないので磨いてみました。(また見えなくなりますが…

スピンドル部取付

あとは新しいスピンドル部を取付けるだけです。
ハンドルを戻して完了。
ハンドルも軽くなり、水もピタッと止まります。この水栓に関しては悪くなるのがスピンドル部と吐水口のパッキン位です。本体が悪くなった事例は今のところ経験が無いので、これで長く使ってもらえるでしょう

毎度書いていますが、一番厄介なのが古い部品が外れない事です。何度か断念した事があります…力任せにいくと水栓はもちろん、最悪配管まで破壊してしまいます…正直にお客さんに伝え水栓交換となった時も有りました。また古いほど部品が無いという事もあります…しっかりとした下調べが必要になります

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