洗面台でいう、ポップアップ排水栓みたいなものです。文字通りワンプッシュで排水栓の開閉を行います。今回はINAX(LIXIL)の製品です。メーカー・製品により排水方法等も違い、交換自体は簡単なものも多いですが品番の特定はやや難しめです。浴槽のお湯が朝になると無くなっていました…
朝、浴槽のお湯が…
夜浴槽にお湯を張り入浴して、朝になったら空っぽ…排水栓が犯人である可能性が濃厚です。
まさに空っぽ…ここで一つ注意点、空っぽになる場合はほぼ排水栓が悪いで良いのですが、多少残っている場合も有ります。
追い焚き循環金具です。もし水位が、
循環金具あたりで止まっていたら、ここからの漏水が考えられます。循環金具は浴槽に挟み込むように取付けられていて、ゴムパッキンにより止水しています。ゴムも劣化しますのでこの位置で止まっているようでしたら、循環金具を交換するか、パッキン交換を行います。
排水栓交換
排水栓の選定はユニットバス(UB)の型番を調べます。取扱説明書があればそちらを確認、あとは扉の上や枠などに型番シールが貼ってある場合が多いです。
こんなシールでアルファベット・数字が書いてあります。これが分かれば排水栓に限らず、シャワー水栓・扉・手摺等他の部材も特定しやすくなりますので、風呂に入ったら確認してみて下さい。
ボタンを押すと排水栓の開閉が出来ます。
排水栓を外します、
今回は差してあるタイプなので、少し力を入れれば引抜けます。
抜けました。
新品と比較してみると、
ゴムがだいぶすり減っていました。
表面はさほど汚れていません。
カチッとまでではありませんが、手応えを感じながら差します。開閉がスムーズにいくか確認後、水張りして漏れがないか確認して完了しました。
交換は簡単なのですが排水栓の特定はネットなどで購入を考えると面倒くさい可能性がありますので、是非お近くのプロに依頼しましょう。間違えると無駄金になりますので、慎重にご検討を。
コメント