洗濯機パンの排水トラップ部材の外し方です。洗濯排水の詰まりで一番多いのがこの部分の詰まりです。毛玉等が溜まり詰まりを引き起こします。排水トラップが洗濯機があっても見えていれば対処できます。最近はドラム式が増え、移動が大変になっていますが、覚えておいて損は無いでしょう。
洗濯機パン
洗濯の排水は洗濯機パンが主流になっていますね。万が一、洗濯機本体・給水ホースからの漏水、排水の逆流が起こっても、パンで受けて床などを守ります。特に2階以上・マンションなどは気を使うので、安心感を得られます。
この様にパンに排水トラップが設置されます。ここに水が常にたまる事により、排水管のニオイを防ぎますが、毛玉等が溜まりやすくもあります…よく見かけるのが硬貨、ズボンのポケットに入っていたのでしょう、大量の100円玉が入っていた事もありました。(気を付けましょう…)
洗濯排水トラップ部材を外す
今回は新規に取付けたので、洗濯機は置いてありません。
この部分です。排水トラップの位置は何種類かあるので、メンテナンスも考えて決めるのが良いでしょう。パンで受けた水が流れる様に目皿になっています。ほとんどのメーカーで構造的には変わらないので参考にはなると思います。
洗濯機の排水ホースを接続するエルボを外す。差さっているだけのタイプが多いです。
目皿は反時計回りに回すと外れます。
中身も同様に、
後は入っているだけになっているタイプが多いです。
水受け容器も。
部材オールスターズ。
ほとんどのメーカーがこんな布陣です。戻す時はくれぐれも順番を間違わない様に…
中を覗くと、
ここで排水管に繋がっています。
水受け容器まで見れればほぼこの辺りに詰まりの原因があります。頻繁にやる必要はありませんが、目皿のあたりが滲んでいたり・排水の時間が長くなった・何かニオウなと感じたら確認してみても良いでしょう。
パンが無く床にこの洗濯排水トラップが付いている方もいらっしゃると思いますが、外し方はほとんど同じです。
まずは、
ゆるめて、
外します。
水受け容器をとれば終わりです。
カバーを外すと排水金具自体はビスで床に固定しています。
排水管にササってます。水受け容器に毛玉等が溜まって詰まっている場合が多いです。これを掃除すればほとんど直っています。
洗濯排水部材を戻す
違うタイプの洗濯機パンですが部材を戻します。
水受け容器を入れます。
フックに沿って、
続いて、
そして、
回して、
ラスト、
これは目皿とエルボが一体になっていますが、別になっているタイプもあります。
これで完了です。基本的に工具を使わず出来ますが、くれぐれも無理をせず洗濯機が置いてあるとやりづらいので無理そうなら業者さんを呼びましょう。配管で詰まっている場合の方が少ないので、メンテナンスしやすければチャレンジしてみて下さい。
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