省スペース雨水タンクの自作2 2つのメリットを持つ 自作施工雨水タンク3

↪自作施工雨水タンクⅢ 外壁
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久しぶりに行ったら、隣の建物が無くなっておりどうしても見たかった、真正面が見えるようになっていました。歓喜のまま写真を撮り、書き直してみたくなり今に至ります。
至近距離からは撮れませんでしたが、ようやく全貌を見て頂けます。

コンセプトは雨水タンク自作1と一緒です

都内の8F建てマンションに設置、自分の雨水活用活動に対して、賛同・意気に感じて頂き設置の運びとなりました。駐車場の掃除・植栽への水やりを主目的に活用する予定です

約60cmほどのこのスペースに設置します。普段人が通るスペースではありませんが、メンテナンス等を考慮して雨水タンク自作1のコンセプトに習い、省スペースで外壁に這わせて設置する事としました。

製作開始

使用する材料はVU75・シルバーパイプです。シルバーと言っても、アイボリーに近い感じです。継手はチーズなんですが、枝が45度で出ているYと呼ばれる継手。透明継手も使用して、雨水の状態を確認できる仕様にしました
この45度で駆け上がっていくイメージでやっていきます。ちなみにスケッチを書いて臨んでいますので参考までに。
下手くそなのは置いといて…若干変わっています。何度も書きますが、自作ならではの作りながら変更していく。当然良い方向に変えていっています。
このまま45度で突き進みます。

2人で1日

いつもの相棒と2人で施工。これで3現場目なので要領もだいぶ掴め、あうんの呼吸で進められます。
今回も2列で下側はこのまま進めます。
雨水タンク自作1と違い今回は壁があるので、固定は楽です。
下のYと上のYでシルバーパイプをはさみます。後はこの繰り返しです。
ここで相棒登場!
2列目に取り掛かっています。

1列目と同様に組みます。

継手は基本透明継手を使用して、雨水の状態が一目で解るようにしています。ただ日光を直接浴びるので、藻などが発生するリスクはありますが掃除口の設置などで様子を見ていきたいと思います。
雨が降ったので確認してみました。

至ってきれいな雨水でした。
8F屋上のこの雨水管より集水、目がくらむような高さです…
何とか接続、右側はオーバーフロー管です。

何とか完成、丸一日かかりました。フェンスの向こうはお隣さんなので、真正面から写真が撮れず、これだけは残念でした
雨水の取り出し口です、右側に掃除口を設置してメンテナンスに活用します。

2つのメリット

今回自作した雨水タンクの容量 300ℓ
今のところ有効に活用してもらっているとの事でした。

バルブの先にホースを取り付けられるようにして、高圧洗浄機も使えるので活用場面は多いです。
約10m伸ばして植栽へ。
水やりは問題なく出来ました

2つのメリット
・省スペース
・水圧がまあまあ有る

省スペース雨水タンク自作1までとはいきませんでしたが、奥行きは30cmを切っています。人も通れるのでスペース的にも問題ないと考えます。
水圧に関しては、45度で組んだことにより高さが出ました。3m程度まで上がったので、10mホースを引っ張ても写真の様に出ています。

用途を決める事の重要性がここにあります。用途が明確ならば無理にポンプなどを使わずに、必要水圧を見極めれば今回のように高さを少しとってみようとか、もっと高い位置に設置しようなど設計することが出来ます。

ただ水圧は重要でポンプの存在はこれからますます無視できなくなります。高い位置に設置すると、固定・耐荷重・地震等考慮しなければならない課題がそれだけ増えます。使い勝手から見ても当然水道のように使えれば、ストレスを抱える事もありません。
雨水活用は雨水タンクを設置しなければ始まらないので雨水タンク自作は進めますが、軸足を快適に雨水を活用する方法へシフトしていきます。何とか日々進化、歩みは止めません。

最後にやや真正面からの写真を!

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