トイレにある手洗器の排水通気弁取付。便器と排水管が同じ場合が多く、流す度に手洗器からゴボゴボと音がする…排水通気弁は取付けていたのですが、リフォームを機にもっとスッキリさせたいという事で施工しました。
リフォーム前
トイレのリフォーム、便器・手洗器・内装を交換しました。元々トイレを流す度に手洗器からゴボゴボ音がする為、排水通気弁は付いていました。
やや強引についていましたが、リフォームでもっとスッキリしたいとリクエストがあったので色々模索。このメッキ管タイプの排水トラップで良いものが有りました。
通常はこんな感じですが、今回は排水管の位置も遠く横引き(キセル管)も必要になっています。それも含めて取付けていきます。
排水通気弁取付
手洗器・カウンターを交換。
手洗器もスッキリして、カウンターも木になりイイ感じです。
この部分(ステッキ管)に排水通気弁が附属している部品を見つけました。
これが排水通気弁です。
何とシンプルですっきりしている事か。
メッキになっているのでデザイン的にも違和感がありません。手洗器の排水はだいたい25mm、洗面器用32mmもあります。
取付と言っても、排水トラップを組めば良いだけで、施工もスッキリ。
排水の位置が遠いのでキセル管も長目を使います。 20~50cmの範囲で選べ、現場に合わせて選定します。
今回は床排水ですが、壁排水用もあります。
壁排水の方が制約が多いのでこれは助かる一品です。
今までも排水通気弁を紹介してきましたが、今回が一番スッキリしています。ただ家庭用ではメッキ管の排水トラップは少なく、プラスチック製品が多いです。
洗面器が付いている家庭は少なく、洗面台ではプラスチック製品が主流です。そうなると紹介してきた排水通気弁を取付ける事になりますが、これもスペースを取るものでは無いのでゴボゴボ音等が気になるようでしたら是非取付を。
こちらで、洗面台・キッチン用などを書いていますのでよろしければ。最近建てられた家は排水通気にも気を使われていますが、チョット前だと??という事があります。便器は水流・水圧ともかかるので手洗器に限らず、同系統になっている器具には注意が必要です。
いずれにしても気になったら原因を突き止めましょう、違和感があるという事は何かあります。放置をして良い事は一つも無いので、即対応しましょう。
コメント