便器を外すとどうなっているのか?普段見れない水廻りの裏側…2

↪水道修理をしてみる
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キッチン水栓に続いて、便器。まず見る事は無いでしょうから、こうなっているんだ~と確認してみて下さい。便器も昔に比べれば取付は簡単になっています。節水便器になっていない人は、是非交換を検討して下さい。

密結タンク便器

聞きなれないと思いますが、便器にタンクが載っているタイプで、一番多いタイプでしょう密結タンク便器チョット古いタイプの便器ですが、基本的なスタイルはあまり変わっていません。便器にタンクが載り、便座が付いています。コンセントさえあれば、自動洗浄機能付き等の便座へ交換できます。コチラを参考にして下さい。


まずは便座を外します。
便器にプレートを付けるタイプが今は多く、便座がスライドして、便座とタンクの間を掃除するのが楽になりました。意外と知らない人が多いので、取扱説明書を確認してみて下さい。
タンクが無くなるだけで部屋が広くなった感じがします
タンク接続部タンクと便器の接続はこの大きな穴と、2つの小さな穴を介して行われます。パッキン接続ですので、劣化すると漏水する事があります。そして便器を外すと、
床フランジ床フランジが有り、便器はここに繋がっています。床フランジはパイプにササっています。やはり便器下などは汚れます、便器の形がクッキリ…さすがにいつも掃除できるところでは無いので致し方無しです昔の便器はこの床フランジの位置がマチマチでしたが、現状は後ろの壁から20cmが標準となってきました。この配管を動かさずに便器を交換できる、TOTOで言うリモデル便器というものがあります。後述しますが、床フランジの位置に関わらず交換は可能なので、節水便器への移行は検討に値します今付いている便器の確認は必ずして下さい。メーカー・型番が分かれば、取付できるか判定できるのでそこは怠りないように。

タンクレス便器

だいぶ一般家庭にも普及してきました。先ほども書きましたが、タンクが無くなっただけでトイレが広くなったように感じたと思います。タンクレス便器はタンクが無い分、前への出っ張りも少なくコンパクトになっています。

デザイン的にもカッコ良くはなっているんじゃないでしょうか。
タンクレス便器やはりタンクが無くスッキリしています。これはPanasonic製です。
機能部・便座を外しました。これは少し違いますが、基本的に便器自体は密結タンク式と変わらない場合が多いです。
リモデル排水部材今回はリモデルタイプが付いていました。これを外すと床フランジがあります。
配管の位置を直す場合は床を切らなければなりません。そうなると大工さんを呼んで配管が終われば、床を戻す作業も必要となります。その手間を省略できるのがこの部材です

これはTOTOですが、長さを調整できるので既存の便器に合わせてアジャスト出来ます。通常は便器を頼むとこの部材も同梱しています。密結式でもこのタンクレス便器への交換が可能です。節水にもなっているので検討の価値ありです。

配管としては単純で、給水・排水管があるだけです。今どきの便器はこの位置がほとんど同じになりました。一昔前は便器により様々で、配管のチョットのズレでも取付出来ない事はありました。今はだいぶ融通が利くので、メーカーが違う便器でも取付できるようになっています

10ℓ程度で流していたのが今では5~6ℓ、小便は3ℓになっています。生活用水の中でトイレ洗浄水は20%程度ありますので、節水効果はかなりあります。リモデル便器の様に大規模工事をしなくとも、水道屋だけで交換は可能になっています

断水という言葉を近年、良く耳にするのではないでしょうか?今般の大地震のような災害が最たるものですが、ここのところの少雨傾向を経験して渇水に対しては、平時の備えである節水をしていく姿勢はこの先に生きていくと思うのですが、皆さんはどう思いますか?

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