レバーハンドルに続きシングルレバーハンドル。何が違うか確認して下さい。今回は水を止める作業が必要なので、水道メーターでの止め方も説明していきます。接触を減らすのが主目的ですが、節水になったり・高齢者や手の不自由な方にも使いやすくなります。新型コロナ対策だけの為では無く、快適な生活の為の設備になります。
シングルレバー水栓
レバーハンドルが水平方向に動くのに対して、シングルレバーハンドルは垂直方向です。スペースや使い勝手で選択します。
種類・デザインも豊富になりニーズに合わせて選ぶことが出来ます。しかし、まだハンドル水栓もあります。特に水栓柱などの水栓はホーム水栓が多く、雨水タンクに付いている水栓もハンドルが多いです。ホーム水栓はコチラ、
今回はハンドルをシングルレバーハンドルへ交換することを提案します。水道を止める
レバーハンドルの場合は水道を止める必要はありませんでしたが、今回は止めないと交換が出来ません。難しい作業ではありませんが、慎重さは必要です。
コチラで書いていますが、スピンドル部を取り外しシングルレバーハンドルを取付けるので、水道メーターで家中の水を止める事になります。水道メーター この様なBoxに入っています。お住まいの地域により若干違い、蓋も色・材質などが異なりデザインも変わります。中身はほぼ同じで、水道メーター・メータバルブが格納されています。
メーターバルブを時計回りに回して水を止めます。反時計回りで水が出ます。これは共通だと思います。これで家中の水が止まります。ハンドルも種類がありますが回す方向は変わりません。ハンドルがスッと回って止まり、水栓から水が出てこなければOKです。不測の事態で水を止めたい時などにも行って下さい。
シングルレバーハンドル
これがシングルレバーハンドルです。上下に動かすことで水の出し止めが行えるようになります。
アパートなどで見かけるキッチン水栓、湯水混合栓でやってみます。ハンドル式ですと使いづらさもあり接触時間も長くなります。まずは既設のハンドルを外します。
この水栓にレバーハンドルだとスペースの問題・使い勝手に難がありそうです。垂直方向の動きがベストでしょう。
+ネジがありますので外します。ネジが取れればハンドルが取れます。
ハンドルが取れるとスピンドル部があるのでナットを回して外します。今回は円形で溝付きのタイプでしたのでプライヤーで外しましたが、六角ナットの場合もありますのでその際はモンキーレンチで外して下さい。参考までに道具達。
プラスドライバーは水栓の上側にスペースが無い場合があるので短いタイプが便利です。古くなるとネジが固着し回らなくなる時があり、無理して回すとネジ山がつぶれ修復不能となります。ここでも無理をせず立ち止まり引き返す勇気も必要です。
このスピンドル部が入っていた場所にシングルレバーハンドルを挿入してナットを回せば取付完了です。六角ナットが多いと思うのでモンキーレンチで締めて下さい。
水道メーターバルブを開け漏水が無いか確認して、完了です。水栓が違うのですがイメージとしてはこんな感じです。これで水の出し止めがグンと楽になります。新型コロナ対策なのですが、利便性も向上してまさに一石二鳥です。
手の甲側で操作出来、指先接触の低減が図れます。ガーデニングなどでは作業中の面倒が和らぎ、通常時でも是非設置したい一品です。
ハンドルが固くて閉まりきらない
よく言われます。この解決策にもなります、実際多いです。チョット大げさに言うと指一本で操作が出来るので力が無い人でも楽になります。
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