キッチン水栓・便器に続いて、シャワー水栓・バス水栓です。バス水栓とは浴槽用の水栓になります。最近は見かけなくなりましたが、参考程度にご覧下さい。追い焚き金具も外してみましたのであわせてお楽しみください。
シャワー水栓
キッチン水栓の壁取付とほぼ同じです。
チョット古いタイプですが、取付方などは今のものとさほど変わりはありません。
キッチン水栓同様、ハの字に取付脚が付いています。
水・湯の配管があります。
これもキッチン水栓同様、水・湯の間隔は20cmになっています。今回は壁も壊したので中の配管はこの様になっています。
木造の建物でもこの様に水・湯の配管が立ち上がっています。今回は水が塩ビ管で湯が銅管で配管されています。水栓の交換で怖いのが、この配管が破損する事です。壁の中で折れたりすると大惨事になります…外すときや取付ける時に感触がおかしい時があるので、その際は迷わず作業を中止します。
バス水栓
浴槽用の水栓で家庭用ではあまり見かけなくなりました。後述しますが追い焚きが付いていれば、足し湯・足し水が出来る様になっているのでわざわざ付ける必要もなくなっています。
一昔前は必ずと言っていいほど付いていました、ユニットバスになってから姿を消しつつあります。付いていると何となく高級感は漂います…
ナカナカな装置になっています、この穴のピッチや径が水栓により違うので融通はあまり利かない器具です。今回の様に点検口がある場合は良いのですが、無い場合は壁等を壊さないと交換が出来ない厄介な代物ではあります…
追い焚き金具
自動湯張り・追い焚き・足し湯・足し水…今ではだいぶ多機能になりました。
賃貸アパートなどでも付いているところが増えました、今では欠かせない設備になりましたね~
バス水栓もそうですが、基本的に穴が開いていて挟み込んで取付けるものが多いです。ゴムパッキンで止水しているので、夜使って朝、お湯がこの金具まで減っているようでしたら漏水しています。それ以下になる時は排水ゴム栓の不良が考えられます。
ユニットバスになってから、更に取付などは簡単になっています。点検口もありメンテナンスもいわゆる在来工法の浴室に比べると楽です。タイルなどは冬場は特に冷たく、ヒートショックなどを考えるとユニットバスの有効性は格段に増しました。
介護保険等も使える場合も有り、工期的には約1週間程度です。銭湯などをうまく活用して特に高齢者・体の不自由な方がいらっしゃれば検討に値すると思います。自分もタイルの浴室も経験しているので痛感します。
脅かしている訳ではありませんが、気になり始めた時がいい頃合いかもしれません。是非近くの工務店などに相談してみるのも悪くありません。放置して良い事は一つも無いので気付いたら行動してみて下さい。
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