2009年製作です。雨水タンク自作1がフェンス型に対して、手摺型にしました。もともと手摺は付いていたのですが、元の手摺は老朽化で撤去し、この塩ビ管雨水タンクが手摺になっています。
雨水タンク自作 第2弾
省スペース雨水タンクの実現で始めました、塩ビ管雨水タンク。雨水タンク自作1が狙っていなかったのですがフェンス型になり、エクステリアに相性が良いことに気づき次なる一手として、手摺に注目しました。
製作始まっちゃっていますが、こんな感じです。こんなところにも設置できる雨水タンクは今のところ無いでしょう。
今回はVU50を使用、雨水タンク自作1はVU75でしたので一回り小さいサイズです。太すぎては手摺として機能しないので、用途に合わせて変更していきます。まさに自作の強みと言ったところです。メインで使用する材料です。
チーズ・45°エルボ、階段は当然斜めなのでこれで角度を合わせていきます。道具などはコチラを。
製作開始
製作を始めます。
下側はこれの繰り返しになります。角度的にも合いそうです。上側も同様に組みパイプを組み込んでいきます。
手摺の高さに合わせ組んでいきます。途中の紺色の管はHIVP管と言い、管厚がVU管より厚くなっています。構造的に強さを入れるために3ヶ所配置しました。HIVP管は主に給水管として使われています。
本体は組み上がりました。固定は階段が木製なのでそこに、ステンレスのサドルバンドにより固定します。鉄だとやはりサビるので見栄えも考え、コスト高にはなりますが長く使えるのでステンレスを採用しました。階段側から見ると、
通路感が大分出ました。次にたて樋の接続です。雨水タンク自作1は地上設置だったので楽でしたが、今回は梯子を掛けての作業となり、これがなかなかスリリングでした…
雨水タンク自作2より少し高い位置で切断し、雨水タンクまで配管しました。
無事接続、左上部のたて樋接続部分に何度か書いていますが空気抜きの為に防虫網。
これをしないと雨水が入ってくれません。ただ空いていれば良いものでは無いので、必ずボウフラ対策を施します。
手摺型雨水タンクの仕様
今回自作した雨水タンクの仕様
・高さ 1.3m
・奥行き 8cm
・容量 40ℓ
手摺なんだけど、40ℓ入る雨水タンクです。雨水タンクだけで考えると、コストなど尻込みするところかもしれませんが、手摺の設置を考えるとどうでしょうか?
雨水タンクのコストがスペースの次に必ずネックになるので、機能をもう一つ持たせる事で薄めて設置への決断を促していきたいです。
外壁の色がVUの鼠色に近かったのでそのまま使いましたが、出来上がってみると色を付けても良かったなと感じました。後から塗装をしても良いので、作った後からも自作の楽しさは続きます。
水栓は後からでも交換できますのでお好みで、高さがある分水の出は良好です。オモシロ水栓に変えるのも楽しそうです。
もともと付いていた手摺は経年劣化で折れてしまい今では、この雨水タンク自作2だけとなっています。正に手摺となりました。
金属製のものより耐久性もありそうです。グラつきも無く手摺としての役割はキチンと果たしています。これも2列で組めれば目隠し具合は上げていけます。逆に元の手摺に寄りかかったらと考えるとゾッとします…
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