雨水タンク自作2 水位計設置 圧力計で貯水量を推定する

↪雨水タンク自作Ⅱ 手摺型
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雨水タンク自作2には水位計を設置していませんでしたが、実験の意味も込めて設置しました。この先の興味のあるプロジェクト用なのですが、繋がってくれればとの思いを込めて。

水位計の必要性

雨水タンク自作1は地上設置で透明パイプを立てて水位を計測していますが、雨水タンク自作2は構造上難しかったので設置を断念していました。手摺の機能を優先して雨水タンク自作1の補助という役割から水位をそこまで気にしなくてもよかったという事もあります。

ただ近年、冬場の少雨が顕著になり補給作戦を度々行わなければならなくなり、その際にどれくらい入ったか確認できると良いなと感じ始めました。しばらくしてからホースを外してはまだ出るな~の繰り返しだったので、水位計があればどんなに楽だろう


なんと言ってもこの先に面白そうなプロジェクトがあり、その為にという動機が一番です。楽しい報告ができることを願っています

静水圧で水位を推定する

透明パイプを立てるのは出来そうなのですが、読み取りづらいかなと…
立てるなら水栓の手前から雨水取入口以上に立ち上げなければならず、階段から見ると2m以上になるので読み取りがやや難儀しそうです。そこで注目したのが静水圧、いわゆる水圧です

ザックリですが、高さ1mで圧力約0.01MPa。これを利用できないか?そこで圧力計を購入
これ以上低圧の圧力計が手配できず、今回はこれでいきます。

雨水タンク自作2の高低差は、
2.2m、0.022MPa位になるはずです。本当は満タンで半分以上の目盛りになるのが良いのですが、ここはグッと我慢…ピッタリすぎると圧力的に破損の恐れもあるので良しとします。

圧力計を設置

雨水タンク自作2は満タンな状態なのでまずは前述の補給作戦により、雨水タンク自作1へ放流します。
空になったところで、
ここに設置します。透明パイプの宿命ですが、パイプが日焼けする事と汚れにより結局、中を確認する事が困難になってきます。これも当初は透明で中が良く見えました…
設置場所を決め、パイプをいつものシャーパーで切断。


さて、中はどうなっているのか?
汚れはついているものの、想像以上に大丈夫でした。2009年製作ですから14年、もっと溜まっていると思っていたので意外でした。屋根等が汚れていなければ雨は汚いものじゃないと再認識できました
この継手を使い設置していきます。
水栓部分を戻して、
再利用できるものは使っていきましょう
階段なので通行の邪魔にならないように。
高さもなるべく上がりすぎず、圧力計も取付けやすい高さで。
圧力計のネジは通常使用しているネジより細いのでブッシングを。そして圧力計を設置。
シールテープを巻いて、レンチで締めます。
道路から見ると、
高さもギリギリに近くは出来ました。

そして雨が…

次の日早速の雨。
通行にも邪魔にならず設置できています。そして雨、満タン。
バッチリ、0.022MPa。あとは使いながら更に検証していきます。一つ気掛かりなのが、
圧力計の口の細さ…詰まりやすいような…雨水フィルターは設置してあるので様子を見ます。バルブを付けてメンテナンスしやすくした方が良さそうですね。

貯水量の把握は大事なので14年の時を経て設置できて良かったです。うまく標準化に持っていければ最高ですが、実践あるのみですね。次に繋がることを期待しつつ、精進していきます。

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