災害時の水の確保 移動式RO浄水器 能登半島地震に思う

↪雨水日記
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能登半島地震から2か月、今だ断水は解消せず…水道屋としても心を痛めています。インフラ復旧は粛々と進めつつ、喫緊の課題は解決していかなければなりません。このような活動が広がっていけばと願っています。

能登半島断水解消せず…

コチラの記事・写真を参照していきます。


ROとは逆浸透の事です。高性能ろ過フィルターで今では一般的になっています。川・プール等の水を飲み水に変えられます。

地震発災直後から断水は伝えられており、現在も解消には至っていません…給水車に頼らざるを得ない生活は想像を絶する事でしょう。今回の移動式というのは魅力があります、現地で稼働できるという強みが被災地を救ってくれるはずです
この車で現地まで行き、特に避難所になっている学校などでは威力を発揮しそうです。

表紙の写真はバングラデシュで活動中に撮ったものです。あの水をそのまま生活水にしています…このような設備があれば健康状態も改善されるだろうな~と思い掲載しました。

移動式RO浄水器

1日約5.700ℓ・1時間約237ℓの造水能力があります。飲み水なら成人1日3ℓとすると、24時間で約1.900人分確保できます。

バッテリーも搭載しており、フル充電で25時間稼働できます。何と言っても移動式の強みがあります。
この装備で約50Kg、大型キャスターで運搬のしやすさも考えられています。飲み水はミネラルウォーターで何とか出来ても、洗濯・トイレ等の雑用水もばかになりません。水が無くてトイレを我慢しているという発言は何度も耳にしています。

普通の生活とまではいわなくても、最低限の生活はどのような状況でも追及すべきで、我慢して病気になってしまっては本末転倒です。

ブルーインパルスが皆さんの活力になれば良いですが…どうなんでしょう?限られた予算で今何をすべきか、国会での醜い行いを見ながら色々考えさせられます…

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