☂ 本の紹介。今まさに読んでいます。
「水」戦争の世紀
21世紀は「水」の世紀と言われます。石油より水が、貴重な資源となります。この本では、世界の淡水資源の危機的状況を述べ水道の民営化について、警鐘を鳴らしています。そして、IMFなどの国際的な金融機関による民営化の後押し。さらに、多国籍企業による水の独占…
☂ 読んでいて、ゾッとします。日本にいるとあまり感じられませんが、世界では水の争奪戦は、始まっています。
水道の民営化については、何とも言えませんが日本においては、現状で良いのかなと思っています。本書では民営化は”悪”という捉え方をしていますが、人それぞれ感じることが違うので、一概に賛成・反対とは言えない問題ですね。
☂ ミネラルウォーターも語られています。特に淡水資源の枯渇に少なからず関わっていることは事実のようです。持続可能な企業活動は、出来ないものでしょうか?CMなどを観ていると、耳障り良く保護活動を謳っていますが実際のところはわかりません。本を鵜呑みにすることは出来ませんが、危機が始まっているということは、認識できます。
☼ 内容的にも解りやすく書かれています。たまには本に触れ、心を引っ掻き回すのも一興かと。引き込まれながら、読んでいます。雨水活用も進めなければなりません。貴重な淡水資源です。
日本がリードし、世界に打って出る。ビジネスを超えた、活動が必要です。よろしければ、是非。
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