水栓の修理を書きましたが、修理で直らない場合は交換となります。水道を止めての作業になるので、出来そうになければ迷わず業者を頼みましょう。雨水タンクでしたら水圧もそこまで高くないので、トライする価値はあります。
水栓を外す
修理でもそうですが、古いものを外す作業が一番大変です。現状出ているものは取付けやすくなっており、説明書もあるのでスムーズに作業出来ますが、古くなると色んなところが固着したり・サビていたり・ポロっと取れたり・説明書が無かったりで、そもそもどう外すかわからないものもあります。
まずは水道メーターで水を止めます。水栓をひねって水が出てこない事を確認してから外して下さい。残り水と言って止まっているんですが水が出てくる事があります。しばらくすると止まりますので辛抱強く待って下さい。いつもの勢いで出ていなければ止まっているサインです。
水栓を回す道具で黒い部分がゴムになっており、水栓に傷が付きにくくなっています。頻繁に使わなければこだわる必要はないでしょう。モンキーレンチを使えばこれまでとはいきませんが、傷は最小限で済みます。
反時計回りに回すと外れます。ここでも注意点、これも固くて回らない場合があります。何度も書いていますが力任せにいくと、壁の中の配管が破損して大漏水を引き起こす危険がありますので、交換前に壁の中を確認して配管を直すなど手を打ちましょう。
プロがやれば回るときもあるので慎重に判断を。
シールテープを巻く
通常継手は壁の中なので見えません。ネジの部分だけが見えます。新しい水栓のネジにシールテープを巻きます。壁から出ている水栓はこのシールテープで止水が行われます。
ドーナツ型をしておりそこに指を入れ8~12週を目途に巻いていきます。自分は人差し指を入れています。少ないと漏水、多すぎても入りきらずがたつき等を引き起こしますので適度さが必要です。
ホーム水栓を取付ける
ネジ部に水栓を入れて、手で時計回りに回し、手で回りきらなくなったら工具で締めて完了です。水道を開けて漏水確認を忘れずに。
手で水栓が回ってしまうようだと、漏水する可能性があるので再度外してやり直して下さい。緩いと使っているうちに動いてしまい、気がつかないうちに漏水していることがあります。確認・確認です。
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