雨水年間データ2 2020

↪雨水年間データ
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・場所 東京都三鷹市 当社事務所(屋根40㎡)
・雨水タンク 270+100 370ℓ(雨水タンク自作Ⅰ・Ⅷ使用)
・降水量データ 気象庁 東京都府中市
・導電率 導電率計
2020年のデータをお知らせします。

雨水データ 2020年

・貯水量 10.392ℓ(前年8.685ℓ)
・使用量 10.429ℓ(前年8.986ℓ)
・貯水率 平均56.6%(前年70.4%)
・降水量 1486.5mm(前年1388.5mm)
・オーバーフロー 33.644ℓ(5月より)
・導電率 平均21.5(前年18)

雨水貯水量
・トイレ 1.040回分
・浴槽  52杯分

考察 1~6月

皆様 今年もよろしくお願いします。静かな新年をお迎えでしょうか?今年こそ新型コロナの収束を願い、雨水活用を推進していきます
2020年は色んな意味で激動の年となりました
1月は結構降りましたが、2月は降らず雪不足でスキー場は大打撃、夏場の渇水が心配でした…
3月は東京で大雪…幸いすぐ融けてくれて助かりました。4月は1日100mm降る日も有り、降水量が前年の3倍あまりになりました。
5月より推定オーバーフローの記録を開始、上記の様に貯水量の3倍を超えているのでこの改善にも取り組み始めています。6月は熊本・鹿児島に大雨特別警報が発令されました。今までは台風での警戒をしていれば良かったですが、梅雨の雨で特別警報が出たのでやはり気候危機は確実に進んでいます。

考察 7~12月

7月も引き続き大雨が続き、東京でも1ヶ月の内27日降水という異常な降り方をしました。と思えば8月は降らず…都合よく降ってはくれませんが、平年並みという言葉は死語になりつつあります。

9月はまた少なく、台風の接近もありませんでした。大型台風が近づきそうでしたが、その時の気象庁の警告は非常に有効でした。幸い接近しませんでしたが、空振りを恐れずに続けてもらいたいです。10月から少雨傾向が顕著になってきました。台風が来ないとこうなるのですね。
11・12月は雨水活用としては惨憺たる状況に陥りました。12月にいたっては2/3の期間、雨水タンク0%…去年から本格的に統計を取っていますが初めてです。遂にペットボトル雨水タンク自作4のペットボトルも空に…22本あって、1日1本榊の水に使っているのですが22日間雨が降らなかった…

総括

気候危機の進行速度がもう1段上がった事を実感する1年になりました。降る時は特別警報級に降り、降らないと1ヶ月近く降らない…経験した事の無い降り方です。降水量も今年の方が多いのですが、雨水タンク0%は去年には起こらなかった事です。
雨水データをもっと細かく分析していきたいのですが、それ以前に気候がおかしくなっているのでその対応に追われシステム改善が進められません…しかし、目を背けているとさらに悪化するのは明白なのでシステム改善は当然行いながら、啓蒙・設置を急ピッチで行っていきます
とにかく雨が降ってくれなければ手も足も出ません…雨乞いしながら、2021年を健やかにツツガなく過ごせるよう願っています

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