SDGsに雨水で挑む ゴール1~6を達成できるか

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SDGs17のゴールに雨水活用がどれ位解決へ貢献できるか?水問題は根源の問題でもあり、17のゴールに関わっています。つたなきながら、自分なりに検証してみます。

1.貧困をなくそう

日本でも問題になっています。永遠のテーマですね。
水も大いに関係しています。日本にいると気づきませんが、水道インフラが無い地域は世界中にまだまだあります。水を確保するために多くの時間が割かれ仕事が出来ない、またその水も不衛生だと病気のリスクもあり、やはり仕事が出来ない…悪循環が続きます。

バングラデシュで行ってきた、ローコスト雨水タンクは解決の一助になるでしょう。池や沼などに頼る水源は衛生的に見てもリスクが高く、不安定です。雨の降る地域でしたらまず貯めて・活用する。井戸もバングラデシュの様にヒ素が入っていたり、地下水資源の枯渇を招きかねません。大気汚染がよほど深刻でない限りは雨水活用をもっと取り入れていくべきです

生活の安定は精神の安定ももたらし、労働意欲の向上へと繋がるはずです。ローコスト雨水タンクは基本現地生産を目指しているので、雇用の創出にもなります。生活の基本”水”の確保が出来れば、好循環への転換は可能と言えます

2.飢餓をゼロに

飢餓の原因は様々あり一概には言えませんが、水不足による場合があります。
作物が育たず飢餓に陥る場合があります。天候によるものは防ぎようがありませんが、昨今地下水の汲み上げすぎ・肥料の使い過ぎなど、人為的なものが見受けられます。戦争・紛争などは論外ですが、現実です。水資源の争いもこれから起こるだろうと囁き始められていますので、雨水活用の可能性は限りなくあります

大規模灌漑に走りがちですが、これにはコストも労力も莫大にかかります。いつも言っていますが一人一人がまず始め、最終的に結集して大容量を確保する地道な積み重ねが必要では無いでしょうか
1人・10人・100人・1.000人・・・ただ、まとめ上げる人間が必要です。行動は1個人ですが共通する目標を持ち、同じ方向へ導くリーダーが必要です。

自分でなるか・育成していくかはこれからの行動になっていきますが、雨水タンクの設置が進めばライフラインを補完する、ライフポイントが出来上がります。2重3重の防衛ラインを敷き、作物を作り続けられる環境整備が求められます

3.すべての人に健康と福祉を

至って当たり前で普遍的なテーマが続きます。でも解決されていません…
衛生的な水環境、この整備に他なりません。日本ですら水道水に有害物質が入るくらいですから難しい問題です。バングラデシュでも水に関わる病気が発生しています。福祉に関しては専門家に任せるとして、不衛生な水の使用阻止は喫緊の課題です

現在の新型コロナなどは不可抗力?としても、仕方なく口にした汚い水により病気になるのは防げます。実際バングラデシュで口にした雨水で体も壊さず、井戸水よりもはるかに衛生的に感じました。手洗いの重要性も増し、この限りある淡水資源を使い切るのではなく、持続可能に使用するなら雨水活用が不可欠です

海水を淡水化できるフィルターがあるのですから、もっと簡易で安価な雨水フィルターが普及していけば、大規模な水道インフラすら必要が無くなります。まさにライフポイントが成立すれば、災害にも強くなり安心を手に入れられるでしょう。

4.質の高い教育をみんなに

世界を見ればまだまだなんですね。
日本では当たり前?ですが、世界を見れば難しい地域は多くあります。アジア・アフリカなどで、水汲みをしなければならず学校へ行けないというTV番組を見た事があります。もし雨水タンクがあれば水汲みの時間に学校へ行け、楽しい時間が過ごせるはずです

雨の少ない地域でもタンクがあればまとめて汲んでおき、無い場合よりは時間を捻出できるでしょう。こういう地域では行政の力も借りながら、ある程度のインフラが必要になります。個人の限界を補完して、地域ごとの水設備の整備を行い雨が降らない時に水を確保出来るようにします。

これは思いつかないので、先に進みます…
まさに雨水活用で出来る事です、バングラデシュでの活動でタップリ書いたのでこちらも飛ばします。

向き合ってみると色々考える事が有り、思いの外書くことがありました。続きはまた書きます。雨水活用の可能性がますます広がったと思います。人間の生活の根本である水なので、ほとんどのゴールに関りがあります。本当はモット世界に打って出てはみたいのですが、諸事情により断念…

日本でやれる事はマダマダ有りそうなので、諦めず・食らいつき・楽しんで雨水活用の有用性を伝えていきます。

バングラデシュでの活動はコチラ

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