雨水ネットワーク全国大会2024を終えて

↪やってみよう雨水利用 すみだ
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8/3無事雨水ネットワーク全国大会参加してきました。新しい出会い・驚き・楽しさに触れた1日でした。感じたこと等を報告します。

雨水ネットワークについてはコチラをご覧ください。

すみだの雨水~過去から学び、Next Stageへ

久々にすみだリバーサイドホールへ。
何年振りか?
スカイツリーもバッチリ見えます。

セッションⅠは墨田区のこれまでがメインで村瀬さんをはじめ、現職員さんなどが各取り組みについて話されました。行政がここまで関わる自治体は稀だと思いますし、民間との連携も重視されていてうらやましいと感じざるを得ません。

こちらにも書きましたが、”路地尊”シンボリックで実用的、今でも現役な雨水活用のレガシーです。
なかなか見れないステッカー、雨水使用のマークですが墨田区以外には浸透していませんね~数十年前のものですが現状は…
この言葉は村瀬さんに教えてもらいました、ガザの惨状を見るたびに思い出します。
戦争のための戦車はいらない、平和のために(雨水)タンクを
活動の原点の思いです。

雨水とわたしたちの未来

① 雨とネイチャーポジティブ:雨水を活用した都市緑化の可能性-立体的緑地と平面的緑地による生物多様性の回復
② ゼロメートル地帯から考える雨と防災
③ くらしの中の雨水~見える、楽しむ、活かす
④ 飲む雨水~インフラとヒトの変化から考える飲むあまみずの近未来
コーディネーター 中央大学 山村教授
話題提供 NPOアジアヒ素ネットワーク 石山理事
     東京大学 小熊教授
     WOTA(株) 前田代表取締役
     あまみず水道屋 鎌田
セッションⅡ分科会リストです。
見づらくてすいません…私は④に参加しました。ほかのメンバーは凄い人たちばかりで一人だけズブの素人が紛れ込んでしまいました…
飲む雨水に関してはメインにしてはいませんが、以前煮沸して雨水を飲むなどの人体実験はした事があるので興味はあり、私は塩ビ管自作雨水タンクの話をしました。
コチラの取り組みをサラッと話しました。雨水活用の肝は雨水タンクの設置にあるので、とにかく設置してもらうための活動をこれからも続けていく決意を再確認できました。
コーディネーター山村教授・小熊教授は浄水技術に関して実践されていて、AIも駆使してまさにこれからの技術だと感じました。
石山さんはバングラデシュ等で水供給などに尽力されています。WOTAの前田さんは能登半島地震・東北豪雨の被災地でシャワーなどの提供に奔走されており、頭が下がるばかりです。
飲む雨水、チョット前なら一笑に付されて流されたでしょうが今年の能登半島地震ではいまだに水道が復旧していない箇所があります。真剣に雨水を水道と同等に持っていく必要があるように感じます。そして現状のライフラインからライフポイントへ、雨水を軸に実現しなければいけないでしょう。
浄水技術はほぼ実用レベルに達しており、ITやAIも組み入れ制御システムが入れば十分活用レベルでしょう。
この様な実践例も紹介されており、着実に進歩はしていると思います。

参加してみて…

他にも、
100mm/hも体験できるようです、最近のゲリラ雷雨…半端じゃないです、この対策も立派に雨水活用に繋がっています。
あまり見る時間がありませんでしたが、各種展示も盛りだくさんな内容でした。残念ながら2日目は参加できなかったのですが、懇親会で念願の
雨水ビール…(写真がショボくてすいません…)美味しいクラフトビール、たっぷり頂きました。わざわざ雨水と銘打たなくても十分な品質でした。これがスタンダードになれば…
新しい出会いもあり、充実した1日を送れました

30年振りにすみだで行われた雨水ネットワーク全国大会、30年前は物凄い人だったそうです。今回は100~200人程度、マニアックではあるので上々ではあると思いますが、盛り上がりという点では自分の力量も含めてもう少し欲しいですね…

志同じくする人がいるという心強さ、連携をとるという難しさ、知られていないというもどかしさ。生活の一部としての雨水活用を確固たる地位に持っていく時期が来ています。自作雨水タンクという武器を最大限活用し、もう一段活動を加速させねばと決意を新たにしてくれた1日でした。

 

 

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